concept

タテカツ

たてものを単なるハコではなく、施主様にとってよりプラスになるよう積極的に取り組むことが重要だと考えます。
それは、住宅では、住まう人の価値観に合った快適性、事業用では機能性や収益性、商業施設ではデザインや華やかさなどその目的は多岐に渡ります。
建物にそれぞれのあたらしい価値をプラスする、それをタテカツと呼びたいと考えます。

 

設計は機能=命をふきこむこと

設計は人や社会との関わりの中で有機的な価値を生むもの

設計によって出来上がったもの、即ち「建物」は目に見え、機能をし、実態的なものです。設計をするということの重要な要素は「数字」では表すことが出来ないもの、固定的な概念の裏に隠されたものを引き出し、それを形にすることです。

 

すまう人・使う人との関係

設計の見た目の作業は「計算をする」・「模型を作る」・「図面を書く」という行為です。各種性能・機能を数字で表現します。よく住宅で3LDK、4LDKなどと概念として固定化かれたリビング/ダイニング/キッチン+個室の数で表現した代表例といえるでしょう。
しかし、本当にそれが「建物」「住宅」を的確に表現する言葉なのでしょうか? 設計によって出来上がったもの、即ち「建物」は目に見え、機能をし、大変実態的なものです。設計をするということの大変重要な要素は「数字」では表すことが出来ないもの、固定的な概念の裏に隠されたものを引き出し、それを形にすることが「設計」だと思います。

住宅の場合、住まい手の考えやライフスタイルは千差万別です。これから造る住宅に「夢」もあるでしょう。又、家族形態も住宅の寿命と同じようなタイムスケジュールで変化しないこともあるでしょう。敷地や外部環境も全てが同じ状況は続きません。飲食店の場合でも、そのお店では何を作り・何を提供し、誰が、どのようなサービスを受けるのか? 全てのシーンを創造し、「店主」が・「スタッフ」が、そして「お客様」が何を考え、何を行うのか?を徹底的に考え提案をすることが「設計」ではないでしょうか。